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ドリップコーヒーの淹れ方|一杯分の量と注ぐ順番

ドリップコーヒーを淹れるたびに味が違うなら、まずは粉と湯の量をそろえてみてください。毎回の基準ができると、次は何を変えればよいか考えやすくなります。

ここでは、ペーパーフィルターを使って一杯分を淹れます。UCCの公開レシピを目安にしながら、道具の準備から片付けまで順に進めましょう。

一杯分の粉と湯を量ってから始める#

はかりに載せたコーヒー粉と、湯を入れたポット、ドリッパーを並べた色鉛筆と水彩のイラスト

用意するのは、ドリッパーとそれに合うペーパーフィルター、粉、ポット、カップです。できれば、粉と湯を量るためのはかりも使います。サーバーを使う場合は、淹れる量に合ったものを選んでください。

UCCの一杯分の目安は、粉10〜12g、注ぐ湯160ml、できあがり約140mlです。湯の一部は粉に残るため、注いだ量とカップに入る量は同じになりません。まずは粉12gと湯160mlで試し、飲んでから調整してもよいでしょう。

湯は沸騰させた後、少し落ち着かせます。UCCのペーパードリップの手順では92〜96℃を目安にしています。温度を測れないときは、熱い湯を扱うことに気をつけながら、同じ手順で繰り返すことを先に意識してください。

最初に粉を湿らせ、湯を数回に分けて注ぐ#

粉全体に少量の湯を注いで蒸らし、その後に円を描くように注ぐ手元を描いた色鉛筆と水彩のイラスト

フィルターをセットし、粉を入れて表面を軽く平らにします。初めに少量の湯を注ぎ、粉全体を湿らせて約20秒待ちます。UCCは中細挽きの粉12gに対し、蒸らしの湯約20ml・約20秒を一例として示しています。

蒸らしには、粉に湯をなじませ、粉の中のガスを逃がす役割があります。注いだ湯が一か所だけを通らないよう、中心から外へ小さな円を描いて、乾いた粉を残さないようにします。

蒸らした後は、湯を何回かに分けて注ぎます。粉の面が大きく崩れないように、中心付近からゆっくり注いでください。蒸らしに使った分も含め、合計で約160mlが目安です。注ぎ終わったら湯が落ちるのを待ち、カップに移します。

やけどを防ぐため、カップやサーバーは安定した台の上に置きます。抽出中は器具が熱くなるので、動かすときは取っ手を持ちましょう。

好みと違ったら、一度に一つだけ変える#

コーヒーを飲み比べ、粉の量と湯量をノートに記す様子を描いた色鉛筆と水彩のイラスト

薄く感じたら、次の一杯では粉を少し増やしてみます。濃く感じたら、粉を減らすか湯を増やす方法があります。UCCのカップ別レシピも、粉量、湯量、挽き目の調整例を示しています。

粉量、湯量、挽き目を同時に変えると、どれが味に影響したか分からなくなります。たとえば「粉を12gから少し減らす」と決めたら、湯量と挽き目はそのままにします。豆の名前と変えた点をメモしておくと、好みの一杯をもう一度淹れやすくなります。

味の感想は「軽い」「苦味が強い」など、普段の言葉で十分です。慣れてきたら挽き目にも目を向けてみてください。ミルをこれから選ぶ方は、コーヒーミルの選び方も参考になります。

抽出後はフィルターと粉を取り除き、ドリッパーやサーバーを製品の説明書に沿って洗います。器具別の洗い方は、コーヒー器具のお手入れにまとめました。

粉量、湯量、蒸らし、湯温はUCCの公開資料を2026年10月27日に確認しました。豆や器具によって適した条件は変わるため、数値は出発点としてお使いください。